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わが家自慢のおひな様


 ひな祭りを控え、各家庭ではかわいらしいおひな様が飾られる季節。今回は特徴あるひな人形を持つお宅を訪ね、その貴重な数々を見せていただきました。


白老町
赤﨑 壽子さん
苫小牧市双葉町
清水 波真子さん

 焼き物と木の風合いが魅力的なこの作品は、赤崎さんの「大のお気に入り」。奈良に住む友人が手作りして贈ってくれたという。飾る期間が限定されているひな人形だが、「可愛らしいので1年中飾っているんですよ」と笑顔で話している。

 清水さん(77)は毎年1月29日になると、自宅にある7組ものひな人形を飾り、来客の目を楽しませている。中でも最もお気に入りなのが、木彫人形作家・藤本英以(ひでゆき)さんが作った立ちびな。木彫の人形に、ニカワとハマグリの粉でできた「胡粉(ごふん)」で着物の模様を浮き出たせ、その着物の部分に和紙を貼り彩色した作品だ。
 1960年頃、苫小牧市内の手芸店で行われた人形づくり教室に講師としてやって来た藤本さんと知り合い、以来、交流を続けているという。その後、藤本さんはひじやひざ、足の付け根などの関節が動く「三つ折人形」の第一人者となった。
 「純粋無垢な表情をしたこのひな人形が大好き」と清水さん。今年も飾られるのを楽しみに、多くの友人が訪れている。

3・限定110本生産の貴重なモデル
THE BEATLES COLLECTION(GSXウオッチジャパン)
メーカー希望価格/68,250円

 左のクローズアップした写真だけを見ると、豪華な7段飾り。しかし、実際は高さ15㌢ほどのミニチュアの手作りひな飾りだから驚きだ。以前はドールハウス作りに凝っていたという武藤さん(46)は、ミニチュアひな人形を作り始めて約10年になる。
 マッチ棒ほどの大きさの顔や桜の花には樹脂粘土、小物類の細い部分にはフラワーワイヤー、着物には木目込み人形の先生から譲ってもらった和布を使うなど、「どこに何を使うかを考えることも楽しい」と笑顔を見せる。昨年までは、苫小牧市文化交流センターで開かれている「アイビーひなまつり展」に毎年展示されていた。また、ホッキ貝資料館にも、ホッキ貝の中にミニチュアひな人形を置いた作品が飾られている。
 最近では羊毛フェルトによるミニチュア人形も製作。ブログ(http://happyblanche.blog28.fc2.com/)で作品の画像を公開しているので、チェックしてみて。。


5・キュートな空間をさらに可愛く
 ツインベルクロック(キーストン)
スイートデコレーション価格/999円、
メーカー希望価格/1,680円

 長谷川さん(51)は骨董品を集めることが大好き。家の中はちょっとした「資料館」のようだ。さまざまな〝お宝〟の中で、とっておきのおひなさまを見せてもらった。
◆ひな掛け軸
 若くして亡くなった私の叔母が持っていたもので、名古屋にある叔母の実家から譲り受けました。おだいり様とおひな様の位置が逆なのは「古式」もしくは「関西風」と呼ばれており、大正末期のものだと聞いています。
◆土びな
 北海道では珍しい土びなです。3~4年前に骨董市で見つけました。人形の下に穴が開いていて、中は空洞になっているという独特な造りが特徴です。
◆土びな
 こちらも土びなですが、手の平に乗るほどの小さいサイズです。15年ほど前に質屋の蔵で見つけました。ガラスのケースに入っているものと、ひし餅の中に収納できるように作られた土びな。いずれも昭和20年代に作られたと思われます。



 苫小牧市文化交流センターでは、毎年恒例となった「アイビーひなまつり展」を3月3日まで開いている。同センターで活動しているフラワーアレンジメントや絵手紙、トールペイント、折り紙などのサークルの講師らが、ひな祭りにちなんだ作品を展示。ほかに、市博物館から昭和の時代のひな人形も借りて展示している。展示時間は午前9時から午後6時。入場無料。
 明日27日には午前10時から正午まで、子供体験教室の受講生による「お手前」も行われる。先着100人。参加無料。
 仙台藩白老元陣屋資料館(白老町陣屋681)では「麗しの雛(ひな)人形展」を開催中=写真=。同館所蔵のものと、町民から貸し出されたひな人形や掛け軸など18点が並び、時代や地域によって異なるひな人形の魅力に触れられる。
 今回紹介した長谷川さんも貸し出しに協力しているひとり。ぜひ足を運んでみて。3月3日まで。開館時間は午前9時半から午後4時半。月曜休館。入館料は大人300円、小中学生150円。期間中に限り町民は無料。
 また、明日27日は「お雛様会」を開催。午前11時から、ひな祭りにちなんだ絵本の読み聞かせ、クイズ大会、甘酒や桜餅の試食も楽しめる。