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栄養と愛情を詰め込んだ手作り弁当のススメ


 4月からの新生活で、お子さんやご主人にお弁当作りを始めたママさんも多いのでは。手作りの味を楽しく続けられるコツを、苫小牧市内の〝達人〟主婦に伺って来ました。

ちょっとした一工夫で楽しくデコ弁
 苫小牧市ときわ町の沖田ゆかりさんは、現在高校生の長男にガッツリ系の弁当を、一昨年まで二女に幼稚園弁当を手作りしていました。日ごろから料理が大好きな沖田さんは、晩ご飯の食卓からもお弁当用に上手に使い回しています。アイディアと愛情たっぷりのお弁当を見せていただきました。(写真/沖田さん提供)
 
▲「カレーパンマン」の顔をしたおにぎりは、ご飯に卵を混ぜて作ったもの。ウインナーと枝豆を組み合わせたりかわいいピックを使うなど、ふたを開けたら思わず笑顔がこぼれそう。 ▲のりですっかり包み「まっくろくろすけ」に仕上げたおにぎり。晩ご飯のおかずの煮物など、野菜もバランス良く詰めています。

▲マカロニサラダを巻いているのは、カニカマボコの赤い部分。ファストフードのフライドポテトの容器に見立てているそうです。カニカマボコは卵焼きの芯にも使われています。

▲赤ウインナーを宇宙人の形に切り、ゴマとのりで顔を描きました。幼稚園のお友だちにも好評だったそうです。

▲ご飯にのりで猫の肉球の模様を付けました。コンニャクは娘さんの大好物で、お弁当にもよく登場します。

▲左側の「にんじんしりしり」は家族に好評で、食卓にもよく並ぶそうです。ちなみに奥のお弁当はご主人用。小さく見えますが、手前の男子高生用が特大なのです。

▲ガッツリ食べたい男子高生用のお弁当。揚げシューマイやししとうのベーコン巻きなど、ボリューム感のあるおかずが並びます。茶色っぽいお弁当にならないよう、2つに折って切った目玉焼きと赤ウインナーで彩りを添えました。

「ベース菜」で様々なおかず展開
 「苫小牧友の会」で料理教室を開く同市の足立洋子さんは、毎日の料理は「うまく手を抜く箇所を見つけるのがコツ」と話します。
 「常備菜」を作り置きすると、日々の献立の助けになると言われていますが、味の完成された「ひじき煮」や「切り干し大根」が食卓やお弁当に並ぶと、「またこれか」と思われかねません。
 そこで足立さんが提案するのは、素材にひと手間加えた「ベース菜」。何か食材を加えることで、いろいろなおかずが生まれるベースとなる調味料です。中でも「タマネギのドレッシング漬け」が好評だそう。半月の薄切り1個分をフレンチドレッシング(酢1:油3、塩こしょう適量)に漬けておくだけで出来上がり。
 スライスしたジャガイモとベーコンを炒めた中に加えてジャーマンポテトにしたり、ゆでたイカまたは生ハム、サーモンと和えてマリネ風にしたり、いつものポテトサラダに加えて味をグレードアップさせるなど、様々な使い道が楽しめます。
 しょうゆ1:みりん2の割合で合わせ火にかけ、アクを取りながら半量まで煮詰めるだけの「てりたれ」もおすすめです。照り焼きのタレやサンマのかば焼風、煮物などに幅広く使えます。

【サクッ、ふわっ、鶏のから揚げ】
◇材料(4人分)
鶏もも肉500g、塩小さじ1、こしょう少々
下味用たれ(酒大さじ1・1/2、しょうゆ大さじ3、ショウガ1かけ、好みでにんにくをおろして)
卵1個、片栗粉大さじ3、小麦粉大さじ3
◇作り方
①肉を適当な大きさに切り分ける
②ボウルに①を入れ、塩こしょうをして、下味用たれをかけて味を付ける。
③30分ほど置いたら卵を割り入れ、さらに小麦粉、片栗粉を入れてとろとろに混ぜ合わせる。
④180℃の油でこがさないようにじっくり揚げる。

【小松菜とワカメの炒め物】
◇材料(4人分)
小松菜1束、乾燥ワカメ5㌘(塩ワカメなら20~30㌘)
サラダ油、しょうゆ、酒各大さじ1、だしの素少々
◇作り方
サラダ油を熱し、小松菜と戻したワカメを炒め、火が通ったらしょうゆと酒とだしの素を回しかける(だししょうゆを使っても可)。栄養満点の一品に。

【ピーマンの塩昆布和え】
◇材料(4人分)
ピーマン5個、塩昆布20g
◇作り方
さっとゆでたピーマンを細切りにし、
塩昆布適量を和えれば出来上がり。