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冬休み中にぜひ読んで!子どもたちにおすすめの本


 12月も間近に迫り、冬将軍がやって来ました。今年のあったかグッズは、いっそう節電を意識した商品が増えています。寒い日を乗り切る工夫がいっぱいの商品を紹介します。

4歳~小学校低学年向け
4歳~小学校低学年向け
「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」
読み聞かせサークル「子どもの本の会」
代表 上田涼子さん(60歳)
おざわとしお 再話 
赤羽末吉 画 
福音館書店 1,200円+税

 

 馬に魚の荷を乗せて峠を歩いていた馬方はやまんばに追いかけられ、魚も馬もすっかり食べられてしまいました。逃げた馬方がたどり着いて隠れた一軒家は、なんとやまんばの家。さて、馬方の運命は…?
 昔話の中でも特に、ハラハラドキドキの謎めいた物語。ぜひ読んでおきたい名作です。


4歳~小学校低学年向け
「うえにはなあに したにはなあに」
4歳~小学校低学年向け
「うまかたやまんば」
ローラ・M・シェーファー 作 
バーバラ・バッシュ 絵
福音館書店 1,400円+税
おざわとしお 再話 
赤羽末吉 画 
福音館書店 1,200円+税

  もし自分がもぐらだったら、上には何が見える?そしてその上には?見えるものを追いかけ、土や植物の根っこ、美しく咲く花、空を飛ぶ鳥、青い空や月に達する。月からはまたどんどん下って、最後は深海へ。縦開きで上下の世界にイメージをふくらませる、科学の要素も入った絵本です。

 馬に魚の荷を乗せて峠を歩いていた馬方はやまんばに追いかけられ、魚も馬もすっかり食べられてしまいました。逃げた馬方がたどり着いて隠れた一軒家は、なんとやまんばの家。さて、馬方の運命は…?
 昔話の中でも特に、ハラハラドキドキの謎めいた物語。ぜひ読んでおきたい名作です。


苫小牧市教育研究会 学校図書館部会員
苫小牧市立清水小学校教諭
高橋清子さん(42歳)



小学校低学年~小学校中学年向け
「なめとこ山の熊」
小学校低学年~小学校中学年向け
「キツネ 北国からの動物記」
宮沢賢治 作 
玉井司 絵 
リブロポート 1,200円+税
竹田津実 文・写真 
アリス館 1,400円+税

 家族を養うために熊撃ちをする小十郎がある日、なめとこ山で木に登っている熊と出会いました。鉄砲を突きつける小十郎に熊が「2年間でやり残した仕事をすませたら、2年後に家の前で死んでいてあげるから」と約束しました。そして、その2年後…。
 宮沢賢治は動物や植物などどんな小さな命に対しても、温かな愛情を注いで描いています。ほかにもたくさん名作があるのでぜひ読んでみて下さい。読んだ後、親子で感想を話し合うのもいいですね。大人になってからも再度読み直してみると、また新たな発見があると思います。

 ある親子ギツネの出産や子育てをカメラで追った写真絵本。父ギツネが子育てに参加する姿や母ギツネの深い愛情、子ギツネが旅立つ場面などを、優しいまなざしで見つめながら語っています。家族や親のありようを、キツネから学びとれる本です。
 この「北国からの動物記シリーズ」には、「ハクチョウ」「エゾシカ」「シマリス」などがあるので、続けて読んでみて下さい。

苫小牧市教育研究会 学校図書館部会員
苫小牧市立勇払小学校教諭
本山幸江さん(33歳)


小学校高学年~中学生向け
「ぶた にく」
小学校高学年~中学生向け
「にんげんだもの 逢」
大西暢夫 文・写真 
幻冬社 1,600円+税
相田みつを 
角川文庫 457円+税

 舞台は鹿児島のある知的障害者施設。ここでは豚をとても大切に育てています。人間が残したものを豚は食べ、10か月で出荷されて豚肉となります。この本では子を産む母豚や、成長しかわいらしい表情を見せる子豚、そして、食肉に変わる姿を淡々と語ってます。
 「いのち」や「食」、「食べ物に対する感謝の気持ち」を押し付けることなく、静かに考えさせてくれる写真絵本です。

 最近は「自己肯定感」のない子どもたちが増えているような気がします。この本の中には、「自分も大事な一人なんだ」と感じさせてくれる詩がいっぱい。そして、自分を大事に思えると、他人のことも大事にできるようになると思うんです。
 一つひとつの詩は「これは、あの時のことかな」と自分の過去にあった場面を思い出させてくれて、いろいろ想像しながら読むことができます。じっくり読んで、自分自身と向き合う時間を持ってもらえればと思います。「生きていてよかった」もあわせておすすめします。