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身近な場所で新発見! おすすめ自然観察スポット


 春の訪れとともに、豊かな自然に恵まれた苫小牧市内や近郊では、季節の草花や生き物たちがその姿を楽しませてくれるようになりました。今回は、気軽に足を運べる身近な自然観察スポットを紹介します。


1・勇払海岸 2・ウトナイ湖
 
 苫小牧市内で最も長い自然海岸です。海辺の砂浜などで見られるハマナスなどの植物や、草原に生息する野鳥も観察できます。貝がらを拾って、夏休みの自由研究の標本にしてもいいですね。でも、泳げませんので気をつけて。
 野鳥の観察はもちろんのこと、湖岸ではエゾノコリンゴやズミ、ホザキシモツケといったかれんな花が、初夏の訪れを告げてくれます。エゾハルゼミの鳴き声がにぎやかになるのもこの頃。美しいミヤマカラスアゲハの姿も見られますよ。


3・錦大沼公園 4・樽前ガロー
   
 周辺には大小の沼が13個あり、約90種類の樹木や小河川など自然環境に恵まれています。今の季節ならミツガシワ、7月にはスカシユリやサワギキョウなどの花が見られます。ミツガシワは通常は隠れた場所に咲いていることが多いものですが、ここでは木道からも見つけられる貴重なスポットです。
 国道36号線からの入り口にある看板から4㌔㍍ほど入った山あいに、神秘的な光景の樽前ガローがあります。両脇には約5㍍の切り立った壁、その壁一面を深緑色のコケが覆う幻想的な空間です。足下に気をつけながら崖から降りて、沢の中からのぞくのがおすすめ。清涼感にあふれ、日常とはまったく違う別世界に酔いしれて下さい。
5・ポロト自然休養林 6・萩の里自然公園
 
 総面積は約400ha(ポロト湖33haを含む)。天然林が約70%を占めミズナラ、カシワ、ハルニレ、クリ、カツラなどの大木が多く見られます。遊歩道も整備されており、湖畔のインフォメーションセンターやキャンプ場のあるビジターセンターを中心に気軽に自然散策を体験できます。「全国遊歩百選」や「白老町癒やしの森」にも選定されています。  JR萩野駅から徒歩10分ほどの距離にあり、なだらかな里山的環境の森林公園。こちらも「白老町癒しの森」に選定されています。
 林内には散策道が網の目のように整備され、案内標識も十分設置されています。シラネアオイの群生地やシラオイエンレイソウなどが手軽に観察できます。公園に隣接するウヨロ川は秋になるとサケが遡上・産卵する場所として知られ、ウヨロ川フットパスコースも整備されています。

◆ゆうふつ原野自然情報センターの村井さんがガイドを担当するグランドホテルニュー王子のエコツアークラブでは、月3回(いずれも日曜日)のトレッキングを実施している。
 6月は19日が「美々川周辺とウトナイ湖」、26日は「つた森山林周辺」。いずれも午前10時~午後3時。参加にはニュー王子エコツアークラブへの入会(入会金2,000円)が必要。参加料は大人4,000円、小学生2,300円(特製弁当と保険料)。問い合わせ、申し込みはニュー王子エコツアークラブ(☎0144-31-311
5)へ。

◆樽前山ろく森学舎では毎月第1土曜日の午前9時から正午まで、錦大沼公園で「親と子の自然観察会」を行っている。参加費は100円(保険料)。
 また、6月26日の午前9時半から、錦岡国有林で苗木の植林や枝打ち作業を行い、丸山遠見の滝などを散策する「森林って何ァーに?part7」を開く。胆振東部森林管理署と共催。参加費は大人500円、子ども200円で、昼食、飲み物は持参する。定員30人になり次第締め切り。問い合わせ、申し込みはいずれも佐々木塾長(☎0144-67-2022)へ。

 ◆ポロトの森ネイチャーガイドめむの会が主催する「ヨコスト湿原観察会~ヨコスト湿原の植物観察とゴミ拾い~」が6月25日、午前9時から行われる。
 参加希望者は当日、長靴と軍手、帽子、飲み物を持参し、たまごの里マザーズ東側駐車場に集合する。参加費は大人500円、小中学生250円。雨天、荒天の場合は中止。申し込み受付は24日午後4時までだが、定員20人になり次第締め切る。申し込み、問い合わせは同会の有田さん(☎090-8938-15
11)へ。
取材協力/①②ゆうふつ原野自然情報センター 村井雅之さん(51)
     ③④樽前山ろく 森学舎 塾長 佐々木昌治さん(74)
     ⑤⑥ポロトの森ネイチャーガイドめむの会 有田勝彦さん(70)