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自分のまちで巨大地震・津波が起きたら… 防災についての意識を再確認


 多くの被害をもたらした東北地方太平洋沖地震から、約2週間が経ちました。苫小牧を含む北海道の太平洋沿岸でも大津波警報が発令され、テレビや新聞で報道されている甚大で壊滅的な被害の様子は、他人ごととは思えません。
 「もしも自分のまちを巨大な地震が襲ったら…」そう思う今こそ、一人ひとりが災害に対する知識と防災について、再確認しましょう。


「あわてず行動!」
  ~地震発生~
「津波予想が出てからの避難では遅い!」~津波警戒~ 津波の恐怖
 まず、自身の安全を考えて机やテーブルの下にもぐりましょう。そして、揺れが収まったら調理器具や暖房器具などの火を消し、出入り口の戸を開けておきます。
 避難のために家からでる場合はあわてず、外出中の家族が戻った時のためにどこへ避難するのか、メモを残しておきます。
 また、うわさやデマに惑わされないようにテレビやラジオ、市の広報車などの情報に耳を傾けてください。
 沿岸の海域で地震が発生した場合、地震発生後およそ3分以内を目安に津波予想が発表されます。しかし、実際にはその前に津波が到達することがあります。大きな揺れを感じたときは、津波警報や注意報が出てからでは遅い場合を考え、地震=津波というぐらいの意識で、自主的に避難することが必要です。
 

 津波は強い地震だけでなく、弱くても長時間揺れた時などには発生します。また、必ずしも津波の前に引き潮があるとは限りません。津波の早さは秒速10メートル。100㍍を10秒で迫って来ます。波が見えてからでは絶対に逃げられません。
 しかも、津波の高さが1㍍でも、海岸の地形によっては10倍程度に達し、1回とは限らず2回、3回と繰り返し襲ってきます。津波に関する警報や注意報が出たら、解除されるまで絶対に海岸や河口に近付いてはいけません。


大丈夫?日ごろの備え 非常時の持ち出し品の準備は? ライフライン途絶の備えも!
 市内には47校の避難所と308か所の避難場所があります。自宅から避難する場所だけでなく、勤務先やよく行く場所から1番近い避難所はどこなのかくらいは覚えておくようにしましょう。
 また、家族で防災会議を開き、災害時の互いの避難場所や避難ルートを確認したり、バラバラになった時の連絡方法や集合場所を決めておきましょう。
 非常時の持ち出し品として、食料品と飲料水は最低3日分を備蓄しておきましょう。食料品は米やもちなどの主食、缶詰やレトルト食品など。水は最低でも1人1日3㍑必要です。
 そのほかは現金と預金通帳、印鑑、免許証などの貴重品、ばんそうこうや胃腸薬などの医薬品、最低限の衣類とタオル、赤ちゃんがいる家庭はミルクやおむつ、生理用品。この程度の備えは日ごろから確認しておきましょう。
  電気、水道、ガスのライフラインが途絶えることも大いに予想されます。懐中電灯(予備の電池)やろうそく、卓上コンロ(予備のボンベ)や固形燃料、携帯ラジオ(予備の電池)などを準備し、定期的に起動チェックをしておきましょう。
東北地方太平洋沖地震発生後の苫小牧では・・・
防災用品に多くの問い合わせ ボランティア、救援物資は要請があった時に
 東北地方太平洋沖地震の発生2~3日の間に、救援物資として買い占めたり一気に防災意識が高まった市民によって、品切れになった懐中電灯やポリタンク売り場の様子(ハッピーワン糸井店)。
 同店ではそのほか、非常用袋や電気がなくても使える反射式のポータブルストーブを求める人や問い合わせが相次いだという。「大きな地震後だからある程度の予想をしていたが、実際は予想を超えている。まずは被災地優先になると思うが、随時入荷した際に落ち着いて防災用品をそろえてほしい」と話している。
 苫小牧市市民生活部危機管理室へは「ボランティアに行きたい」、「救援物資を送りたい」という市民からの問い合わせが相次いでいる。現段階(3月17日現在)では被災地側の受け入れ態勢が確認できないことなどから「ボランティア、物資の要請があった時には、ぜひ協力してほしい」と説明しているという。
 また、「こういう時に高まった防災意識を大切にして、今後も常に維持していってほしい」と話している。
   

義援金の協力を呼び掛け
 日本赤十字社苫小牧市地区事務局では「東北関東大震災義援金」の受け付けを開始。すでに多くの市民からの善意が寄せられている。受け付けは苫小牧市役所社会福祉課、のぞみ出張所、勇払出張所、豊川・沼ノ端・住吉の各証明取扱所で午前8時45分~午後5時15分(6月末までの予定、土日祝日は除く)と、同事務局で4月中旬までの午前9時~午後7時(土日祝日含む、4月中旬~9月末は午前8時45分~午後5時15分)。問い合わせは同事務局(☎0144・32・7111)へ。
 また、3月14日からは全国に対し郵便振替での受け付けも開始した。被災地の復興のため広く協力を呼び掛けている。振り込み口座は下記の通り。
日本赤十字社 東北関東大震災義援金
口座番号は 00140-8-507
郵便局窓口で取り扱いの場合は振込手数料は無料

 取材協力/
苫小牧市市民生活部危機管理室
苫小牧市旭町4丁目5-6  
☎0144-32-6280
日本赤十字社苫小牧地区事務局
苫小牧市若草町3丁目3-8苫小牧市民
活動センター1F社会福祉協議会内
☎0144-32-7111
ハッピーワン糸井店
苫小牧市日新町2丁目1-35
☎0144-72-0001