TOP めん類 焼肉・鉄板焼き お食事処・ダイニング すし・和食
中華 居酒屋 美容・健康 パン・ケーキ・お菓子 その他

 苫小牧市大町の一条通沿いに32年店を構える、市内でも老舗の和食店。店主の横浜正宏さん(61)は十代の頃から10年間、東京・日本橋の有名料亭で修行し、確かな腕を持つと評判も高い。吟味して仕入れた旬の素材を手間ひまかけて作り出す味に、長年の常連客が多く訪れている。
 店名は、1975年に放映されたドラマ「前略おふくろ様」の舞台となった店「分田上」を、作者の倉本聰氏の許可を得て付けたという。店の奥には倉本氏のサイン色紙も飾られている。
 人気メニューは新鮮な甘エビを20本も使った「海老の揚げ真丈(しんじょう)」や、ぜいたくな海の幸をカラッと揚げた「海老、蟹、帆立のかき揚げ」(950円)。「松前めし」(1,300円)は、ご飯の上にとろろ昆布を並べ、紅サケを敷き詰め上から押さえてセイロで蒸し、三つ葉とイクラのしょうゆ漬けを乗せた自慢の一品だ。盛りだくさんの具材がそれぞれ引き立った、絶妙なバランスの味わいが楽しめる。
 スライスしたジャガイモとチーズを重ね、ベーコンとパセリを乗せて焼いた「芋チーズ焼き」(700円)もファンの多いメニュー。ジャガイモとチーズはミルフィーユ状に何層も重ねているので、どの部分にもチーズがしっかり行き渡っている。お腹も満足し、お酒もすすむ料理がそろっている。
 宴会は4人から20人まで。3,500~5,000円のコースがあり、冬には和風だしが自慢の「鴨鍋」コースが人気。「ふぐ」(8,000円~)や「あんこう」(6,000円~)も試したい。
 「仕込みに時間をかけ、おいしくできるようていねいに作る」ことが、横浜さんの店づくりの基本。長年人気を保ち続けているのもうなずける。