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 「元祖ししゃも寿司」で、道内でもその名を響かせている大豊寿司。もともと猫またぎとまでいわれるほど、どこの家の軒先にも干してあったししゃもは、調理方法も焼くか甘露煮ぐらいのものだった。
 1983年頃の一村一品運動で「鵡川のししゃもで町おこし」という声が上がり、その時に「ししゃも寿司」を提案し握ったのが店主の前川豊さんだった。
 以来25年、ししゃも漁が解禁となる101日から11月末まで、店の外へ行列が続く日が多いという。平日は100から150食、土日は約200食も注文を受け、入荷しては完売するという人気ぶり。
 今はインターネットの普及でさらに遠くからのお客さんが増え、ししゃもの時期だけでなく、この道50年の前川さんが握る寿司を求めて多くのリピーターが訪れている。
 通年の人気メニューは「あい鴨柳川定食」(寿司7カン、お吸い物付き1,470円)や、「寿司定食」(寿司7カン、天ぷら、お吸い物付き1,470円)。地方からも足を運ぶお客さんが多いのもうなずける味だ。