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 苫小牧市中心部から国道234号線沿いを沼ノ端へ20分ほど車で走ると、ほどなく「食事処 男鹿」の看板が見えてくる。店主の阿部テル子さん(57)は秋田県出身。故郷のなまはげで有名な男鹿半島から「食事処 男鹿」と名付けた。名前の通り、秋田名物「きりたんぽ鍋」を食べさせてくれるお店だ。
オープンして今年で13年。「おいしい食事を提供したいと思い、はじめたんですよ」と阿部さん。家庭的な雰囲気の中、温かな阿部さんの笑顔が出迎えてくれる。秋田に行ったことがある人や、住んでいたことのある人などが懐かしい味を求めて通ってくるという。また、お店の前を「通り過ぎてしまったけど、懐かしい名前に引き返してきたんです」というお客さんも。
 メニューは本日のおすすめをはじめ一品料理、定食なども取り揃えている。阿部さん自慢の「きりたんぽ鍋」(1.200)は、同じ材料で2種類の食感が味わえる楽しさがある。もちもちとした「きりたんぽ」、秋田の家庭で親しまれている「だまこ」、鶏肉、ごぼう、しらたき、セリ、ネギが入っていてどこか懐かしさを感じさせる味わいだ。また秋田で漬け、直接北海道へ持ってきた「ハタハタのイズシ」も見逃せない一品だ。
 各種宴会は2.500円から。コースの内容はきりたんぽ鍋のほか刺身、小鉢、他23品と、ボリューム満点。料金や内容の相談も受けている。プラス1.500円で飲み放題も可。温かな雰囲気の中、きりたんぽ鍋で心も体もあたためて。