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たいやきの店 いっぷく堂
 昨年7月まで読売新聞販売店を営んでいた工藤弘さん(68)が、「町民の皆さんの憩いの場所を作りたい」と考え、15年7月に新聞販売店に併設しオープンさせた。北海道胆振東部地震で店舗が全壊した後は19年4月に仮設店舗で営業を再開。昨年11月に住居を引っ越し、敷地内の物置を改装して6月24日に新たな店舗を構えた。「たい焼」と書かれたのぼりが目を引き、地域住民のほか観光客らが多く立ち寄っている。
 一般的な「たい焼き」(つぶあん、クリーム各120円)に加え、この店で人気なのは、同町で骨の化石が発掘されたハドロサウルス科の恐竜「むかわ竜」(通称)をかたどった「恐竜たいやき」。型枠は工藤さんがデザインしたという。つぶあんとクリームといった定番のほか、チキンナゲットをマヨネーズで味付けしたチキンマヨの3種類でいずれも1個160円。工藤さんは「近年の古生物学研究で、恐竜の子孫が進化して鳥になったということがわかってきたので、鶏肉が入った恐竜たいやきを考えました」と話す。9月下旬~2月は、むかわ町の名産品のシシャモをかたどった栗あん入りの「ししゃもたいやき」もお目見えする。
 店内には恐竜のぬいぐるみやクリアファイル、ボールペン、即席ラーメン「北海道恐竜拉麺(ラーメン)」など、さまざまな恐竜関連グッズの販売コーナーも設けている。メニューのPOPやイートインの椅子のカバーは、鵡川高校家庭科部の部員らによる手作りだ。「震災の被害を乗り越えて、店を続けていられるのは皆さんのおかげ」と工藤さん。アットホームな雰囲気と、温かみのある工藤さんの人柄に誘われ、何度も足を運びたくなる店だ。
 
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